七十七銀行のここがスゴい!

七十七銀行と場勘業務


聞きなれない言葉ですが場勘業務というものがあります。これは株式売買における清算業務を指す専門用語で、東京株式取引所が知識と経験のある銀行に任せます。1894年、第七十七国立銀行(現七十七銀行)はこの栄えある任務を唯一任され、全国の銀行を代表して場勘業務をおこなうことになりました。1949年には帝国銀行(後の三井銀行)と富士銀行も参入しています。

証券取引所でおこなわれる株や債券の売買は、代金の入金などの清算処理を東京証券取引所ではなく他の金融機関に任せているのです。その清算銀行を七十七銀行が担っており、それは金融機関として高い評価を受けているということでもあります。もっとも清算銀行に指定されるまでには推薦を受けたり東京支店の場所など色々な理由が関係しています。そもそも東京証券取引所は世界的にも大きな証券取引所なのでその場勘業務の規模はかなり大きく、七十七銀行くらい大手でなければ難しいのです。

七十七銀行はもともと「石橋を叩いても渡らない」と言われるほど堅実な経営で有名です。そのため日本中がバブル経済に沸いていたときも、そのバブルが崩壊して日本中の金融機関が公的資金導入となったときも、七十七銀行は変わらず経営を続けていたといわれています。金融業界ではそんな健全経営を高く評価し、七十七銀行は格付け会社の評価も高くなっています。

ということは個人や法人の利用者にとっても七十七銀行を利用するメリットが多いということでもあります。なぜなら脆弱な経営体制では場勘業務はできませんし、セキュリティも強固ということになります。おりしも金融機関を狙った詐欺や犯罪が発展の一途をたどる一方なので、できるだけ安全な銀行を利用することが重要です。七十七銀行はその点東京証券取引所のお墨付きともいうべき存在なのです。